筆者、シェアハウスに入居する。

しばらく東京にいることにした筆者はシェアハウスへ入居した。   孤独を愛する筆者としては一人暮らしが望ましいのではあるが、また「どっか行っちまいてー。」となった時に気軽に移動出来るようにしておきたかったのである。   筆者が入居したのは4LDKの一戸建てのシェアハウスである。 敷金2万円だけで入居することができ、家賃も大変リーズナブル。   もし一人暮らしであれば購入を吟味することになるであろう大きめの家具、家電、食器に至るまで生活に必要なものは一通り揃っているので最小限主義者にとって厚遇であると言えよう。

以前であればシェアハウスなど考えもしなかったはずである。 海外生活の恩恵もあるかもしれないが、何処にいても仕事ができるようになったのが大きい。   それは別に筆者に限った話ではなく世の中的にそうなって来ているように思う。 数年前から「のまど」という働き方が注目されたり罵倒されたりしている。 それはまぁこれ見よがしにモダァ〜ンなカフェで仕事に勤しんだり勤しまなかったりしているからだが、存外これが普通のことになるのではないかと思われる。   クラウドワークスランサーズなどのクラウドソーシング、ココナラなどのお小遣い稼ぎ的なサイトも増えて来たし、何かを販売しようと思えばSTORESなどで無料でネットショップも作ることが出来る。 もはや販路はネットに移行して来ているのではないかとさえ思うし、書斎派の筆者としては望ましい状態である。

しかし、シェアハウスはあくまで仮の住まいである。 とくにトラブルも無いが、何が不満かと言えばキッチンやお風呂場などの共用部分を掃除出来ないことである。 使っているのかわからないかつての調味料、もはや誰の物かわからないシャンプーボトルなどなど。 片付けたくて仕方が無い。 同居人にはさっそく潔癖性と認定されている。 思う存分潔癖の性(さが)を発揮するにはやはり自分の家が欲しいものである。   筆者は現在、理想の家と仕事場について妄想を膨らませたり凋ませたりしている最中である。 昨今の住宅事情など妙に浅知恵を蓄えてしまい決断は難航している。 それについては別の機会とする。