おかしの家 第7話 感想

前回の阿呆な展開を引きずり第7話も阿呆継続。 かと思いきや突然の左折、いや右折か。 とにかく急ハンドルを切って物語が動き出したので筆者は驚いた。   この物語で死が訪れるとしたらそれは一人しかいないだろう、とたかをくくっていたらまさか、まさかの、である。 油断した。 天使に噛まれて天使の歌声を手に入れ、「スターになったらどうする?」などと阿呆なことを言い、予想通りに粉砕されるオチに油断した。 公式ホームページで展開されている「ソウル・マエノ 動画コーナー」という阿呆な企画に油断した。 そして第7話ラスト、さくらや裏のシーンに涙した。   おかしの家はところどころで嶋田久作氏の演技が光りまくるドラマであるが第7話は輪をかけて光りまくっていたように思う。 他のキャストも当然のように素晴らしき演技をする。 撮り方も良いのだろう。 数話ごとに登場するゲストも違和感無く溶け込み物語を豊かにしている。   第2話で藤原竜也氏演じる武田武蔵が太郎とバーで話すシーンや、第6話で三枝が太郎に語りかけるシーン(前回も触れた)などに見せる、なんだか泣きそうになりながら話すようなシーンが目立つこのドラマ。 町も周囲の人達も変わっていって、その流れに着いていけなかったり、必死で逆らったりしながら生きている大人になった現在の自分と子供であったはずのかつての自分、その擦り合わせによる摩擦が涙となって表出しそうになり、それを押さえ込んで笑う。 大人であれば誰しも経験するであろうあの感じが演出や役者の演技でうまく表現されており観ていてツラい。 そして泣ける。 次回も期待しない訳にはいかないのである。   ところでおかしの家は全何話なのだろうか? なんだかもう畳み始めているような、そんな予感。 「おかしの家 全何話」でGoogle氏にお伺いを立てると「おかしの家の最終回ネタバレ公開!」といらない事をしている輩が目についたのでそれ以上の詮索はしなかった。 終わるならいつでも終わるがいい、しかし筆者は寂しさを覚えるであろう。