ふたご座流星群2015

今年もやって参りました。 ふたご座流星群の極大が一週間後に迫った。 AstroArtsによれば今年は月明かりも無く、近年で最高の観察条件であるという。 しかし二年前も同じようなことを言ってはいなかったか。 ふたご座流星群はにわかにボジョレーヌーボーと同じ雰囲気を醸し出し始めた。   近年では若者の天体離れが深刻な問題となり、人々に願われる流星も影を潜めた。 危機感を覚えた星々は会議を開き侃侃諤諤やっている。   「我々は動きが速過ぎる。大気圏に入ったら1秒も保たん。そんな一瞬で誰が願いを3回も唱える事が出来るというのだ。もっとゆっくり流れろ。もう金金金!は聞き飽きた。」   「重力に逆らえてから物言えよ。」   「ゆっくり流れても結局見てない人は見てないよ。空を仰ぎ見るとB型だと思われるらしい。天気も悪かったらいくら流れても無駄だしね。みかん食う?」   「やはり一人で流れていては限界がある。群れで行こう!AKBとかあるだろう。あれで行こう。数で押そう。」   「事前告知も足りていないんじゃないかなぁ。年の瀬だしさぁ。ぶっちゃけ星どころじゃないんでないの?」   「そんなことでどうする!チェリャビンスクに落ちた同士を見習え!いっぱいYoutubeに上がってたぞ!いいね!もされてた!」   「そもそもアレは隕石ですから、我々とは違いますよ。それに負傷者出しちゃあねぇ。」   「とにかく皆で流れよう。もう決定だから。事前告知は今までで一番すごいやつってことで。近年最高とか、最高といわれた2013年を超えるとか、使い回せるやつで。そうそう。来年の事も考えとけよ。」   こうして星々は集い、月は影を潜め、機は熟した。 星々の捨て身の大気圏突入、とくとご覧じろ!     実際に2013年のふたご座流星群もあちこちで流星が乱れ飛び願掛けし放題であった。 ただ、やはりこの時期の天体観測は大変寒い。 地面に寝転がって眺めたいという人は日のあるうちから敷物を敷くなど周到な用意が必要である。 車やテントなどやばくなったら非難出来る場所を確保しておくのも大切である。