木曜日のフルット 5巻 発売

「」が発売になった。 楽しみにしておりましたとも。 新聞の4コマの様と書いたのは時事ネタを扱っているからであり、実際には3ページほどのショートストーリーが鯨井先輩と半ノラネコのフルットを中心に描かれ、普遍的な面白さを有するマンガである。 よくあれだけネタが思い浮かぶなぁと関心するほど毎回面白い話に仕上がっている。 石黒氏おそるべし。   最近テレビドラマ「おかしの家」にハマったりしていて気付いたのだが、自堕落な人間の物語は癒しになり得るということだった。 木曜日のフルットの鯨井先輩は基本的に無職で楽に稼げる方法を模索する人である。 同じアパートに住むマンガ家の手伝いや、知り合いのラーメン屋の手伝い、パチンコなどで生計を立てているらしい。 余談になるが鯨井先輩の生き方はオタキングこと岡田斗司夫氏の言うところの就職しない生き方に合致していると思う。 webコミックとして連載中の働かないふたりも無職の兄妹を描き人気を博している。 みんな自堕落な人間を見たいのだ。 そして彼らにあるまったりとした雰囲気に癒されたり、自分はまだマシだとか、同じだとか思ったりしながら見ているのだろうなぁと思う。

こういうタイプの物語が今かなり増えてきているように思う。 働かない系のマンガやルポなど書店ヘ行けば珍しくもなく並んでいる。 そういうのを目にするとやっぱり世の中が疲弊しているのだなぁと思う。 そしてそういう本のターゲットは若い人なのである。

日本はこれからどんどん人口も働き手も減っていくのだからパラダイムシフトの時期は来ている。 フィンランドベーシックインカムを検討し始めているという。 遠巻きに見ていないで日本も導入を検討して欲しいものだ。 3万円バラまいてる場合か。 8兆円も運用に失敗している場合か。 出来ないことをやれると言わないで頂きたい。 ぜーんぶ止めてベーシックインカムを導入し皆、自堕落に生きようではないか。

「フルット面白いよ!」という話がしたかっただけなのに気付くとこう、転がっていってしまうのである。 コロコロ。